大黒柱
2009年 06月 17日
150角(5寸)の柱が、家の中心に来ます。
私は、太く過ぎるのではなないかと心配していますが、
この辺りは、棟梁の秋山大工さんにお任せです。
ケヤキは、年輪の境に大きい道管が環状に配列しているため、
年輪がはっきりと見え、肌目が粗くなっています。
このような組織のため、成長がよいと年輪幅が広くなり、比重が高く重硬になり、
木材の表面は光沢があるようになります。
大径になったケヤキには、こぶがあったりするため、木材の中の繊維の配列が
不規則になりいろいろな形の“もく”が現れます。美しい“もく”があると、
その化粧的な価値が高くなり高価になります。
心材は黄褐色あるいは赤褐色、辺材は帯黄白色あるいは淡黄褐色です。
加工のし易さは中庸です。曲木になる性質をもつのも特徴です。
気乾比重は0.47~0.69 (平均値)~0.84で重硬です。心材の保存性が高く、
木材が強いので、かっては電柱腕木などに使われました。
by terumi_aiba
| 2009-06-17 12:32
| 土間のある我が家